数ある仕事の中でも激務と言われるＳＥ。
社会に出ていきなりこんなハードな世界を体験すると本当に疲れてしまいますね。
働いているうちに、憧れを持って始めたＳＥ職ですが自分はあまり向いていないと感じることも出てくるでしょう。
そんな時はどのように考えれば良いのでしょうか。
ＳＥの仕事に悩むあなたがどのように仕事に向き合うべきかについて、私なりの視点から伝えています。
仕事の環境が自分に向いていないと感じ始めたら
良くも悪くもＳＥ職は男女や年齢の差がなく能力で評価されることが多いです。
そのため、新卒だから許されるというケースも少なく、即戦力として扱われます。
他の職種ではありがちな若い女性だからチヤホヤされたり、社内で「女性向け」とされる仕事を区別されることもなく、とてもスマートな職種と言えます。
本来あるべき仕事の形ですし、自分の実力で登っていきたい人にとっては良い環境ですが、逆を言えば若干人間味に欠ける点も否めません。
そんなドライな関係があなたを悩ませる理由の一つかと思いますが、ある程度慣れてしまえば快適な環境とも言えます。
最初のうちは寂しい思いをすることもありますが、段々と成長するにつれて気にならなくなってくるでしょう。
しかし、しばらく経っても慣れる気配がない。先輩社員を見ていてこのようになりたいと思えない。このように感じるのであれば、あなたにはあまり向いていなかった職種だったと考えても良いでしょう。
仕事には向き不向きがあって、職場の環境は仕事を進めていくうえでは非常に重要なものとなります。
合わない環境にいつまでもいてもストレスになるだけですし、自分を活かしきれないので成長にも繋がりません。
今、ＳＥのお仕事が向いていないと感じるのであれば年齢を気にせず、環境を変えることも考えるべきです。
自分の時間を取ることが出来ないことが不満なら
本格的にＳＥの仕事を受けるようになると、とにかく時間との戦いになってきます。
納期もありますし、何かとトラブルが出てきますので、１日はあっという間に終わってしまいますし、残業も日常茶飯事になってくるでしょう。
頭では理解して、覚悟はあったとは言えいきなりのハードな毎日に戸惑ってしまうのではないでしょうか。
責任感からどうにか頑張ることが出来ても、体が悲鳴をあげてしまうこともあります。
学生時代の友人などは仕事帰りにも自由な時間を使うことができているのに、自分だけどうしてと考えてしまうと、辛さがさらに増してきます。
ＳＥのお仕事はどうしても時間の制約からは抜けさせないので、その部分に強い不満を感じてしまうと、仕事を続けていくことは難しいでしょう。
お仕事をしながらも自分の時間はしっかりと取りたいとこではありますが、特に新卒でまだまだ仕事のコツを掴み切れていない場合にはプライベートを削る羽目になってしまいます。
そこを割り切れるかどうかも、ＳＥに向いているかどうかの判断基準になります。
自分の時間を大切にしたいと考えるのは当然のことです。割り切ることが出来ないと思うのであればその意思は尊重すべきです。
もう少し自分のペースに合ったお仕事を探してみましょう。
ＳＥになったことを後悔しているようであれば
ＳＥの仕事に対してハードなイメージをもっていたものの、自分の得意分野を活かせればと安易に考えていたのであれば、ギャップに悩んでいることでしょう。
もちろんパソコンのスキルがある程度なければ出来ないお仕事ではありますが、それだけでは決まらないのがＳＥです。
思っていた仕事と違うというのはどの職種でもあり得る話ですが、ＳＥに関しては労働環境も含めて専門性があるので事前にしっかり調べないとギャップに苦しむことになります。
ＳＥになったことを後悔し始めているようであれば早めに転職することをオススメします。
専門性が高いので、極めていけばどこの企業でも欲しがる人材を目指すことも可能ですが、まだスキルが身についていない段階ですと転職市場では中途半端な存在となってしまいます。
結果的に転職先でもまたＳＥとして雇われ場合によっては環境はもっと悪くなることもあります。
ＳＥの仕事から離れるにはそうなる前に転職を始めて、別の職種でキャリアを積むようにしていくべきです。
新卒で入ったばかりだからと言って、遠慮することはありません。
ＳＥが向いていないと感じたのであればスッパリと違う職種を探して若いうちから情報を集めておくべきです。
向いていない仕事を無理に続ける必要はない
向いていないと思う仕事を続けるほど辛いことはありません。
新卒で入った会社ですと、少し我慢して慣れていかなければならないと考えてしまいますが、向いていない仕事にいくら時間をかけても無駄になるだけです。
思いきって違う職種に転職した方が、仕事を楽しむことができるようになるでしょうし、自然とプライベートも充実してくるでしょう。
自分に向いている仕事に転職することであなたの未来は開けてくるはずです。
新卒にこだわり過ぎる必要はありません。
転職を本格的に考えるのであれば、転職エージェントに任せてみましょう。
他の職種についての調査も必要になってきますが、それらの情報も教えてくれるので一から始めることになる転職活動においては頼れる存在になります。
専門家に相談することであなたの新たな可能性もみえてきますので、是非お試しください。
