仕事を辞めたい。結婚したい…。
アラサー女性なら、誰もが一度は口にしたことがある悩みではないでしょうか。
仕事と結婚の悩みって日々尽きないですよね。
職場で要領のよい同僚の存在が気になったり、仕事で疲れて休日には休むだけの生活で、結婚は一体できるのだろうかなど、女性ならではの悩みがあるもの。
私もつい数年前まで、ずっと、同じことで悩んできました。
それなのに、心の中に湧きあがる、年齢にふさわしいこういった自然な悩みの数々を誰かに素直に相談することができませんでした。
一人きりで不安の中に居続けることに、長すぎる時間を費やしてしまったと感じます。
今、20代で、仕事や結婚について悩んでいる女性たちには、私が体験してきたつらさを、少しでも軽くしてもらいたいです。
二度と戻ってこない、きらきらした20代という時期を、明るい気持ちで生きてほしいなと願うのです。
私は、今、仕事を手離さないでよかったと、心から感じています。
仕事があるから、幸せな結婚ができたのだと理解しているからなのです。
辞めたいほどに辛い仕事に、どう向き合っていったらいいのか。
そして、今のままでは、もしかしたら、一生、結婚ができないかもしれない、という不安さとどう向き合っていったらいいのか、を、この記事で伝えていきます。
目次
アラサー女性が仕事辞めたい理由① 人間関係
仕事辞めたい、会社に行きたくないと強く感じながら、同じ場所に通勤していると、このままでいいのかなと不安が募りますよね。
仕事上での悩みの正体は、人間関係であることがほとんどだといわれています。
表向きには「仕事内容」や「体調不良」を理由に挙げながらも、実際には職場での人との悩みから、多くの人が退職や転職の決断をしています。
職場の固定された人間関係からくる悩みは、自分の力や、頼りになる誰かの力で克服することがとても難しいのです。
誰かが苦手とする人物は、社内の多くの人も同じように苦手だと感じていることがほとんどなので、人事の担当者も、あなたの悩みだけを聞くことができません。
そういった環境では、いよいよ逃げ場がないように感じられると思いますが、こういうときこそ、視野を広げ、発想を転換することが大切です。
あなたの特性は何でしょうか。
例えば、人に多く接する仕事は向いていなくても、パソコンで行う事務仕事は得意など、長所があるはずです。
長所は、誰にでも、必ずあります。
自分で向いていると感じられる仕事の多い部署は、今の職場にはありませんか。
人事の担当者に思い切って、自分の特性を聞いてもらい、「同じ部署の誰誰が苦手で・・・」ではなく、「私はこういった業務が得意なので、○○の部署であれば、現在よりも業績を上げられます」という言い方で、異動を願い出るのも、今いる会社で仕事を継続していくための1つの有効な策です。
アラサー女性が仕事辞めたい理由② 結婚できる?
アラサー女性であれば、多くの人が幸せな結婚生活を送りたいと自然と考えるものですよね。
結婚適齢期のただ中にいる、アラサー女性でなら、好きな人との子供を授かり、家族を持ちたいと願うでしょう。
でも、仕事に追われて、しかも、仕事が嫌、仕事辞めたい、会社に行きたくない気持ちの中で日々の業務を行うことは、並大抵の精神力ではできません。
心も体も消耗し切って、婚期を逃すんじゃないか?と不安になりあせりますよね。
ここでも発想の転換がキーになります。「結婚がしたいな」という素直な感情のエネルギーを「仕事を続けていくことは、人生の選択肢、すなわち素敵な人との出会える確率をも増やすのだ」と、理解して、耐えるほうが、断然、気が楽になります。
実際、いい結婚相手に出会える確率は、女性が自分らしく輝く仕事をしていて、さらに収入があればあるだけ、上がります。
経済的な基盤を築くことができている女性が、思いやりがある、優秀な男性を選べるのが事実なのです。
仕事をして、経済力がある、ということを、ほとんどの男性が魅力に感じているという現実を知ると生きやすくなりますよ。
1つの職場に縛られる必要はまったくありませんが、あなたが仕事を継続していれば、結婚相談所でも、自然な出会いでも、婚活アプリでも、あなたは、格段に有利だと悟ってほしいです。
アラサー女性が仕事辞めたい理由③専業主婦が魅力的に感じる
仕事辞めたいと思うと、どうしても結婚して専業主婦になれたらな〜と考えてしまいますよね。
しかし、専業主婦になりたいと思ってしまうことは、今の時代の、女性の働きづらさの象徴している傾向なのでしょう。
働くことに限界を感じた女性が、結婚したら専業主婦になりたい、と希望する気持ちは、よく分かります。私自身が、会社に行きたくなかった日々に、ずっと同じように感じていたからなのです。
でも、結婚をしたその日から、独身の時と違って現実的な生活が始まります。
共働きが主流となった今の世の中で、専業主婦と呼ばれる女性たちは、家事に追われ、節約を四六時中迫られています。
仕事を一度手離してしまうと、365日、毎日4時間、5時間を、家事労働にひたすら無償で捧げ続けても、自分の自由にできる収入はまったく発生しないのです。
専業主婦が体のどこかを悪くしても、ご主人はずっと一馬力で仕事を頑張ってきているので、家事の協力ができないのが現実です。
多くの人は実家の母親などを招集しているでしょう。
同じ様に、ご主人がある日突然、具合を悪くしても、あなたはご主人に変わって、経済的に一家を支えていくことができません。
将来の旦那さんの収入だけに頼る人生は、あまりにも不安定でおすすめができません。
特に、今の時代は既婚女性も歓迎されて働ける時代です。
寿退社がよしとされていた昔とは違い、ワークライフバランスが整った企業も年々増えています。
今、仕事を辞めてしまうと、あなたの人生の中での選択肢がぐんと減ってしまいます。
あなただけでなく、将来こどもの人生の選択肢も、必然的に少なくなってしまうのです。
仕事辞めたい。結婚したい。根本の理由はどっち?
仕事辞めたい。結婚したい…と思っているアラサー女子のあなた。
仕事か結婚か、根本の理由はどちらでしょうか?
おそらくこの記事を読んでいる大半の人は、「仕事が嫌、仕事辞めたい」のではないでしょうか。
あなたが今の仕事場で、人間関係や仕事内容などの職場環境が嫌だと感じているのなら、思い切って仕事を変える選択肢を考えてみたらいかがでしょうか。
仕事を変えて転職したら、人間関係や仕事内容などの悩みは一瞬でなくなります。
あなたが自分らしく輝いて働くことで、転職先で新しい素敵な人との出会いもあるかもしれません。
私の友人に、転職先で出会った彼と結婚したという友人がいます。
彼女にとっては前職の職場環境が精神的に嫌で、休職してしまい…最終的に転職することになったのですが、彼氏ができ結婚できたことは思わぬ副産物だったようです。
あなたも、一歩踏み出して自分らしく輝く毎日を送りませんか?