新しい職場で、まず不安に思うのは「職場の人たちに嫌われないかな?」ということですよね。
仕事を覚えられるかという不安よりも、こちらに不安を感じる人というのは少なくないのではないでしょうか。
私もその一人。
仕事の内容そのものには対して不安は感じないものの、職場の人たちに気に入ってもらえるかどうかは人一倍気にしてしまうタイプなんです。
そして、職場の人たちに可愛がられる新人になるかならないかで、その後の仕事のしやすさも雲泥の差ですよね。
嫌われる新人になってしまうとそれだけで仕事がうまくいかなかったりストレスを感じるようになってしまいます。
どうすれば職場の人たちに好かれ、可愛がられる新人になれるか?
実は、ちょっとした気遣いや心がけでその結果は180度変わってくるのです!
では実際に何をすればいいのか?どういった部分を気をつければいいのかを確認して、
自身が怠っている事は無いか?もっと出来る部分は無いか?
確認していきましょう。
目次
可愛がられる新人の特徴① メモを取って「やる気を見せる姿勢」が大事!
新人のうちは仕事の内容も覚えなくてはならないことがたくさん。
もちろん新人なのでミスや失敗をやらかして上司や同僚に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
そういったときに、普段「やる気」を見せているかで職場の人たちの心象が変わってくるのです。
「やる気を見せる」というのは、実際にやる気があるかどうかではありません。
職場の人たちが見たときに「お、この子はしっかりやる気があって頑張ってるな」と見えればそれでOKなのです!
なので内心「この作業はメモしなくても覚えれるな」と思っていたとしても、
職場の先輩から説明された仕事はきちんとメモを取りましょう。
メモを取る作業を普段からしていれば、もし仮にミスをしてしまったとしても
「普段はしっかりメモを取っていてやる気もある子だし、新人のミスは仕方のない。これからの成長に期待しよう」
とあなたのうっかりミスも成長のためとプラスに考えてくれるでしょう。
けれど、そのメモを取らないと
「やっぱり!いつもメモひとつ取らないからこんなミスするんだ。使えない新人だなあ」
となってしまいます。
大げさに聞こえるかもしれませんが、実際このくらい心象はかわってきます。
なぜなら「メモを取る」という行動は「相手の説明を忘れないように、そして理解しようとしている」と取れる行動なので、メモを取ることはプラスになります。
また、説明している本人の目の前でメモを取ることによって、その効果は倍増されるんですよ。
職場の先輩から好かれたいのであれば、どんな時もメモを取り、真面目で一生懸命な姿を見せましょう!
可愛がられる新人の特徴② 目を見て、挨拶はていねいにしよう!
あいさつは社会人の基本中の基本です。
けれど実はこれが出来ていない社会人は思いの外とても多いです。
新人でも、出勤した時に先輩や上司に「おはよ〜ございま〜〜す!」みたいな挨拶をする新人は、
「なんだあいつ?ゆとりか?」と思われてしまいます。
なので、大切なのは相手の目を見て元気に「おはようございます」「お疲れ様です」を言うこと。
そして大事なのは、その日の朝一番と退社時の挨拶です。
最初のあいさつは元気にできていても、退勤時は疲れて「おつかれまでーーーーす!」と
そそくさと帰っていくみたいな、適当なあいさつになってしまっていませんか?
終わりよければすべて良しという言葉もあるように、一日の終わりの挨拶というのはとても重要なものです。
「お疲れ様でした」の意味はもちろん、「明日もよろしくお願いします」という気持ちを込めなければいけません。
また、挨拶をしっかりする上でかなり大事なのは「相手を選んではいけない」ということです。
上司にはもちろんのこと、同僚、または、自分より年下の後輩などがいたとしても
最初と最後の挨拶だけは、「お疲れ様です」「おはようございます」と敬語であいさつをしましょう。
そういった部分も職場の人たちはきちんと見ています。
例え上司には元気に丁寧に挨拶をしたとしても、年下の子たちに適当であれば「あいつは上司にはいい顔するやつだ」となってしまいます。
職場の上司や先輩に好かれたいのなら、あいさつはいつも丁寧に対応しましょう!
可愛がられる新人の特徴③ 質問をしながらコミュニケーションをとろう
お昼休憩時や退社後の帰り道など、社員同士が自由に話をする場にうまく入り込めるかが、今後の会社生活において重要になってきます。
人見知りの人は特にですが、休憩時に周りの人と喋ることができずになかなか馴染めず、結果的に孤立してしまうという人は少なくありませんね。
この状態だと嫌われているかは別にしても好かれている、可愛がられているということはないでしょう。
なので、休憩時間を使って、職場の人に簡単な質問をしていきましょう。
最初のうちは業務に関することで構いません。
そしてその内容は、自身で理解できていることでもいいのです。
簡単で、職場の誰でもが答えられるような質問がいいでしょう。
そうして質問されると、された側は「この子は自分を頼りにしてくれてるんだな」「頼りになると思ってくれているんだな」と嬉しくなります。
そういった人を複数名作ればあとはこっちのものです。
頼りにされ嬉しく思った人は、その後もなんだかんだ世話を焼いてくれるようになったり「何か困ってることない?」と聞いてくれるようになり、
休憩時の会話などにも、業務に関係ないプライベートな会話も気軽に出来るようになります。
もう怖くない!職場で好かれる、可愛がられる新人の特徴まとめ
ここで説明した3つの方法は、実は社会人として会社生活を送る上でごく当たり前のことです。
けれど、この「当たり前」をきちんとやっているのが何よりも大切です。
また、この3つを行うとき、基本的には笑顔でいるようにしましょう。
「当たり前のことが当たり前にでき、笑顔で接してくれる新人」を好きにならない人はいません。
仕事が出来る出来ないは、会社生活を送る上でさほど関係ないのです。
例えば上記3つがきちんと出来ている新人が、
仕事が出来ない人だったとしてもそれを見た職場の人たちは
「やる気も愛嬌もあるし、まだまだ成長途中。しっかり見守ってやろう」という気持ちになります。
基本的な事が出来ない人が多い中、基本のあいさつや会話がしっかり出来る人への期待は大きく、
印象も良くなるのは自然の流れなのです。
なので、職場で好かれ、可愛がられる新人になるポイントはごくごく簡単な心遣いだけなのです。
これをしっかり覚えているかいないかで会社生活は大きく変わってきてしまいます。
気負いせずに新しい職場で基本のことをもう一度念頭に置いていきましょう!